DC 便り #3
先日、ど~んより雲って今にも雨が降りそうな天気の日。気温が22度まで下がって大分涼しくなった日があって、雨に降られてもいいやって思い切って地下鉄で出かけました。

出かけた先は。。。
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スミソニアンのひとつ、アメリカン美術館。
ここは何度か足を運んだのだけど 今回のお目当ては。。。
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そうです!
Norman Rockwell(ノーマン・ロックウェル)アートの期間限定の特別展示会。
今回は特別展示で個人所有の作品ばかりなので“撮影厳禁”!
写真を撮って皆さんに紹介する事は出来いのがとても残念です。
自宅にもいくつか彼の画集本をもっているほど私も大好きなのだけど さすがに現物を目の前にすると、プリントにはない油絵の筆遣い、鉛筆(炭)画の鉛筆使いの迫力に圧倒されてしまいました。
とても繊細で、肌の皺ひとつとっても、髪の毛一本とってもため息がでるほど。。。
何時間でもそこに居座って見ていたい気分でした。(実際に、ひとまわり見て廻った後に 再度入り直したりしましたし。。。)

今回 かなりの数のロックウェルの原画が展示されていたのだけど、これがなんと全て かの有名映画監督、スティーブン・スピルバーグとジョージ・ルーカスによる所有物。
お二人ともすごいファンのようで、クリエイターとしてもロックウェルを尊敬しているようです。

ロックウェルの絵は古典的な絵画とは違った雰囲気をかもし出していて、それこそ昔は彼の作品は芸術として認められていなかった頃があったようですし、彼も自身の作品をイラストと呼んでいたようですが、スピルバーグやルーカスが絶賛するように、ロックウェルの絵はその辺の風景画や肖像画と違って、一目見るだけでその瞬時のストーリーが見えてくるというか想像してしまうような魅力があると思います。

彼は モデルを長時間同じ姿勢で立たせておく事をせず、まるで映画監督のごとく描きたい瞬間の表情や姿勢のシーンを支持して写真に撮り、それを使って絵を描いていたとの事。
彼の絵の登場人物はそれぞれがとても表情豊かで 見ている側にもその喜怒哀楽が伝わってきますよね。

帰りに館内のショップに寄って 自分へのお土産をゲットしました。
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ロックウェルの息子、トム氏によって選ばれた 故ロックウェルの下絵や落書きっぽい作品も記載されている本。
アパートに戻ってからさらに もうひとつどうしても欲しくなって他の本もネットでオーダーしてしまいました。

そしてこの大きめのカード、なんだか見ててニンマリしてしまって。。。
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かなり有名な一枚だけど、その名も“Before the Shot”。ドクターズ・オフィスで注射を打たれる直前の男の子。 笑
さぁ、注射をしようと言われて、ドクターが準備をする間、まるで“このドクターはまさかヤブ医者じゃないよな”ってな感じでオフィスの壁に飾られている証書を見入る男の子の渋い顔が なんともいいのです。

ロックウェルが49歳の頃、彼のスタジオ(仕事部屋)がある日、火事になり沢山のオリジナル作品が焼けてしまったというのを聞いて それはそれは心底残念無念。
いつか彼のオリジナル画を所有したいと思うも、小さなサイズのシンプルな鉛筆画でさえ 今では何千万円単位らしく 庶民の私にはその夢は叶いそうもありません。
いや、宝くじでも大当たりすれば話は別ですが。。。
とにかく 今まで以上にロックウェルアートのファンになった事は間違いなしです。
今回 プライベートで所有するたくさんの作品を鑑賞させてもらえる機会をくれた スピルバーグ、ルーカス両監督に感謝せねば!

追記:このノーマン・ロックウェル特別展示は期間限定とはいえ、その期間は来年(2011年)の1月2日まで開催されるようですので ロックウェルファンの方でDC近辺に行かれる機会があれば是非お薦めです!

Smithsonian American Art Museum
8th and F Streets, N.W.
Washington, D.C. 20004
Museum Information (recorded): (202) 633-7970
DC Metro:Gallery Pl-China town Station
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by ziggyus | 2010-08-26 23:13 | Travel

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